Anthropic、Claude Opus 4.8(claude-opus-4-8)を公開、1Mトークンのコンテキストウィンドウを標準対応
Claude Platform release notes — May 28, 2026
Anthropicは最も高性能とするClaude Opus 4.8(claude-opus-4-8)を公開した。Claude API、Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundryで1Mトークンのコンテキストウィンドウを標準でサポートし、最大出力は128kトークンである。会話途中のシステムメッセージやstop_detailsフィールドの公開ドキュメント化なども同時に発表された。
Claude Opus 4.8は、Claude Opus 4.7と同じツールとプラットフォーム機能に対応する。Task budgets、advisor tool、computer useもOpus 4.8をサポートする。高解像度画像入力は長辺2576ピクセルまでで、Opus 4.7と同じである。Fast modeはClaude APIのみでリサーチプレビューとして提供される。
API面では、ユーザーターンの後にrole: "system"のメッセージを送れるようになり、長時間セッション中に指示を変えてもプロンプトキャッシュのヒットを保てる。beta headerは不要である。refusalレスポンスのstop_detailsフィールドも正式にドキュメント化され、cyber、bio、nullのカテゴリと説明文が返るため、拒否の種類ごとに処理を分岐できる。
挙動の変更点として、effortパラメータの既定値は Claude Code と Messages API を含む全サーフェスでhighとなる。プロンプトキャッシュの最小キャッシュ可能長は1,024トークンで、Opus 4.7より短い。adaptive thinkingを有効にすると、必要なターンでのみ推論が働き、同じeffortでもOpus 4.7より無駄な思考トークンが減る。temperature、top_p、top_kを既定値以外にすると400エラーとなる点はOpus 4.7と同じである。
モデル本体に加え、キャッシュ条件やサンプリングパラメータの扱いなど移行時に確認すべき変更点がまとまっており、既存環境の見直しに役立つ。
出典: Claude Platform release notes · platform.claude.com