Mistral AI、Devstral Medium発表とDevstral Small 1.1公開
Upgrading agentic coding capabilities with the new Devstral models
Mistral AIはAll Hands AIとの協業で、コード向けのDevstral Mediumを発表し、Devstral SmallをDevstral Small 1.1へ更新した。Small 1.1は24BパラメータでApache 2.0ライセンスで公開され、SWE-Bench Verifiedで53.6%、Mediumは61.6%を記録している。
Devstral Small 1.1は前版と同じアーキテクチャの24Bパラメータモデルで、Apache 2.0ライセンスで公開された。SWE-Bench Verifiedで53.6%を記録し、test-time scalingを使わないオープンモデルとして最高水準と説明されている。OpenHandsとの組み合わせに強く、Mistral function callingとXML形式の両方に対応するため、さまざまなプロンプトやエージェント環境に適応しやすいという。
Devstral Mediumは同社のAPI経由で提供され、SWE-Bench Verifiedで61.6%を示す。コストと性能のパレート最前線で、Gemini 2.5 ProやGPT 4.1を4分の1の価格で上回ると主張している。オンプレミスの自社インフラへの直接デプロイやエンタープライズ向けのカスタムファインチューニングにも対応し、Mistral Codeの企業顧客とファインチューニングAPIでも利用できる。
APIのモデル名はdevstral-small-2507とdevstral-medium-2507である。Smallは入力$0.1/Mトークン、出力$0.3/Mトークンで、Mistral Small 3.1と同価格。Mediumは入力$0.4/Mトークン、出力$2/Mトークンで、Mistral Medium 3と同価格である。Small 1.1はモデルカードから試せ、Mediumの自社環境への導入やカスタマイズは問い合わせが必要である。
Mistral AIは、影響の大きいモデルをオープンソース化する方針を掲げている。Smallはローカル展開しやすいオープンモデル、MediumはAPIで高性能を求める開発者や企業向けと位置づけている。
出典: Mistral AI News · mistral.ai