Claude Platformリリースノート、Claude Haiku 5.5追加やOpenTelemetry出力ベータなどを掲載
Claude Platform release notes — October 5, 2026
AnthropicのClaude Platformリリースノートが更新され、10月7日にClaude Haiku 5.5(claude-haiku-5-5)が公開された。1Mトークンのコンテキストウィンドウと128kの最大出力トークンを備える。10月14日にはOpenTelemetry出力がベータで加わり、Claude Sonnet 5.5ではキャッシュ読み取り価格が$0.10/百万トークンに下がった。
10月7日にClaude Haiku 5.5(claude-haiku-5-5)が公開された。大量処理や低遅延の用途に調整されたモデルで、1Mトークンのコンテキストウィンドウ、128kの最大出力トークン、effortパラメータ付きのアダプティブシンキングを備える。Claude API、Amazon Bedrock、Claude Platform on AWS、Google Cloud、Microsoft Foundryで利用できる。Claude Haiku 4.5向けのコードは、budget_tokens、temperature、top_p、top_k、アシスタントのprefillなどで400エラーになる場合がある。アダプティブシンキングは既定で有効で、思考テキストはthinking.displayを"summarized"にしない限り省略される。
同日、Claude Sonnet 5.5のプロンプトキャッシュ読み取り価格が$0.20から$0.10/百万トークンに引き下げられた。基本入力価格の0.05倍にあたり、書き込みなど他の価格は変わらない。PythonとTypeScriptのSDKには、ブラウザ操作ツールとコンピュータ操作ツール用のクラスもベータで追加された。Claude MaxとTeamのプランには毎月のAPIクレジットが含まれるようになった。
Claude Managed Agentsでは、10月9日にダイナミックワークフローがベータで加わった。多数の文書をレビューするような作業で、エージェントがワークフローを書き、複数のエージェントを段階的に実行して結果をまとめる。有効化にはagentのmultiagentフィールドを設定し、進行状況はworkflow_run.*イベントで追える。10月7日の変更では、limited networkingの環境でallowed_hostsがweb_searchとweb_fetchにも適用される。web_fetchはセッション内に既に現れたURLしか取得できず、データ流出のリスクを減らす。
10月14日にはOpenTelemetry出力がベータで始まり、Messages APIリクエストとManaged Agentsセッションを監視基盤でトレースできる。SDKはPython、TypeScript、C#、Go、Java、PHP、Rubyでスパンを出力する。10月15日にはClaude Opus 5.5のfast modeがリサーチプレビューから外れ、fast-mode-2026-02-01ベータヘッダーが不要になった。Compliance APIも拡張され、Claude Enterprise向けに、claude.aiのInstructions for ClaudeやCoworkのGlobal instructionsを返すエンドポイントがベータで追加された。
Models APIにもフィールドが加わった。10月5日にcapabilities.thinking.types.disabled、10月6日にcapabilities.server_tools、10月1日にlineが追加され、モデルごとの対応状況やモデルラインを取得できる。9月30日にはClaude Sonnet 4.5(claude-sonnet-4-5-20250929)の廃止が告知され、Claude APIでの提供終了は11月30日の予定で、Claude Sonnet 5.5への移行が推奨されている。
モデル追加、価格改定、破壊的変更、Managed Agentsの新機能が日付順にまとまっており、移行時に確認すべき変更点を追いやすい。
出典: Claude Platform release notes · platform.claude.com