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Google DeepMind Blog·· 2026年5月18日AIスコア55

Google DeepMind、Project GenieにStreet View連携を追加、Google AI Ultra加入者へ世界展開

Simulate real-world places with Project Genie and Street View

AIによる概要

Google DeepMindは、実験的プロトタイプProject GenieにStreet ViewのImagery Groundingによる機能を追加した。Maps上で選んだ米国内の場所を起点に、スタイルやキャラクターを指定して世界を生成できる。対象となる18歳以上のGoogle AI Ultra($200)加入者に向け、世界で順次提供を開始している。

解説

Genieは多様でインタラクティブな環境を生成できる汎用ワールドモデルである。今回、Project Genieに実写のStreet View画像と結びつける機能が加わった。Mapsのピンで米国内の場所を選び、「Desert Sands」「Stone Age」などのスタイルを任意で指定する。続いて好きな動物やコミックのヒーロー、クレイアニメ風のモンスターといったキャラクターを文章で記述すると、開始地点が実際の場所に紐づいた世界が作られる。

例として、Golden Gate Bridgeを「Ocean World」スタイルで海中の世界にし、魚の群れの中をスキューバダイビングで進む使い方が挙げられている。Fort Worth Stockyardsを「B&W film」スタイルで1920年代風に再現し、酒場やクラシックカー、交易所のある世界を探索する例も示されている。この機能はMaps Imagery Groundingを使っており、開発者がStreet Viewを使ってAIビジュアルを作る際と同じ技術である。

背景として、Genieは公開以来、エージェントが複雑な仮想環境で学習し推論するための研究基盤になっているという。Waymoが超リアルな道路環境をシミュレートする際にも使われている。実世界の画像と結びつけることで、AIエージェントやロボットが現実の複雑さの中を移動し操作するための仮想環境になりうると説明されている。

提供面では、Street View画像を使う機能は現時点で米国内の場所が対象で、今後対象地域を広げる予定である。Project Genie自体は、新機能を含めて対象となるGoogle AI Ultra($200)の18歳以上の加入者に世界で段階的に展開される。Google Labsの実験的な研究プロトタイプであり、細部の精度向上を進めている。

出典: Google DeepMind Blog · deepmind.google