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Google DeepMind Blog·· 2026年7月22日注目記事AIスコア78

Google、Gemini 3.6 Flash、3.5 Flash-Lite、3.5 Flash Cyberを発表

Introducing Gemini 3.6 Flash, 3.5 Flash-Lite, and 3.5 Flash Cyber

AIによる概要

Googleは、エージェント構築向けにGemini 3.6 Flash、3.5 Flash-Lite、3.5 Flash Cyberを発表した。3.6 FlashはArtificial Analysis Indexで3.5 Flashより出力トークンが17%少なく、価格は入力$1.50/1M、出力$7.50/1Mである。3.6 Flashと3.5 Flash-Liteは同日からGemini APIなどで利用できる。

解説

3.6 Flashは3.5 Flashを土台に、コーディング、ナレッジワーク、マルチモーダル性能を高めたモデルである。推論ステップとツール呼び出しも少なくなったとされる。DeepSWEは49%対37%、MLE Benchは63.9%対49.7%、OSWorld-Verifiedは83.0%対78.4%、GDPval-AA v2は1421対1349で、いずれも3.5 Flashを上回る。コンピュータ操作はGemini APIとGemini Enterpriseの組み込みクライアント側ツールになった。HebbiaやHarveyは、文書解析、チャートやデータの分析、レポート作成で高い能力を評価している。安全面ではCBRNとサイバー攻撃悪用に対するFrontier Safety対策を強化し、脱獄への耐性を高めたという。

3.5 Flash-Liteは3.5シリーズで最速のモデルで、Artificial Analysisの計測で毎秒350出力トークンを出す。価格は入力$0.3/1M、出力$2.5/1Mである。minimalやlowの思考レベルで低遅延・低コストの大量処理に使え、高い思考レベルでは複数ステップのサブエージェント処理にも使える。3.1 Flash-LiteとのベンチマークはTerminal-Bench 2.1が54%対31%、GDM-MRCR v2が72.2%対60.1%、GDPval-AA v2が1140対642である。SWE-Bench Pro(54.2%対49.6%)やOSWorld-Verified(74.0%対65.1%)では3 Flashも上回る。

3.5 Flash Cyberは3.5 Flashをベースに、脆弱性の発見と修正向けにファインチューニングした専用モデルである。複数のエージェントが連携して1本の報告書を作るコードセキュリティエージェントCodeMenderの中で、CyberGymにおいて最先端水準の競争力ある性能に達したとされる。二重用途の性質を踏まえ、提供は政府と信頼できるパートナーに限定し、CodeMender経由の限定パイロットとして近く始める。

提供範囲は、3.6 FlashとFlash-LiteがGoogle AI StudioとAndroid Studio経由のGemini API、Gemini Enterprise Agent Platform、Geminiアプリ。3.6 FlashはさらにGoogle AntigravityとGemini Enterpriseアプリでも使え、3.5 Flash-LiteはGoogle検索にも順次展開される。Gemini 3.5 Proはパートナーと試験中で、準備ができ次第広く提供する予定である。次世代のGemini 4についても、過去最大規模の事前学習を開始したと述べている。

注目の理由

3.6 FlashとFlash-Liteの価格、速度、ベンチマーク数値が並んで示されており、エージェント用途でのモデル選択を比較しやすい。

出典: Google DeepMind Blog · deepmind.google