Google、SynthIDとC2PAによるコンテンツ検証をSearch・Gemini・Chromeなどへ拡大
Making it easier to understand how content was created and edited
Googleは、AI生成コンテンツの来歴や編集有無を確認できる透明性・検証ツールをSearch、Gemini、Chrome、Pixel、Cloudへ拡大すると発表した。SynthIDの検証はGeminiアプリに続きSearchで提供を始め、Chromeでも数週間以内に対応する。Google Cloudでは新たにAI Content Detection APIも投入する。
SynthIDは3年前に導入された電子透かし技術で、これまでに1000億枚超の画像・動画と6万年分の音声に透かしを入れた。Geminiアプリに追加した画像・動画・音声のSynthID検証は世界で5000万回利用されている。この検証機能は本日Searchに拡大され、Chromeには今後数週間で対応する。Lens、AI Mode、Circle to Search、Chrome内のGeminiから「Is this made with AI?」と尋ねて来歴を確認できる。
C2PA Content Credentialsの検証も加わる。カメラで撮影された未加工の原本か、加工されている場合はどのツールによるものかを確認できる機能で、本日からGeminiアプリで順次提供され、SearchとChromeには今後数か月で来る。Pixel 10はネイティブカメラアプリで画像にContent Credentialsを付与した最初のスマートフォンであり、動画への対応をPixel 8、9、10へ数週間以内に広げる。
業界連携では、OpenAI、Kakao、ElevenLabsがAI生成コンテンツにSynthIDを導入する予定である。これまでにSynthIDテキスト透かし技術のオープンソース化や、NVIDIAのCosmos world foundation modelsが生成する動画への透かし付与でも協力してきた。
Google CloudのGemini Enterprise Agent Platformには、AI Content Detection APIを新設する。Googleや他の主要モデルが作ったAIコンテンツを判別でき、フィードの仕分けや保険詐欺の防止、ファクトチェックや合成メディアのラベル付けなどに使える。提供は信頼できるパートナー企業から始め、フィードバックを踏まえて改良する。またMetaはInstagramで、カメラ撮影メディアにContent Credentialsによるラベル表示を始める予定で、Pixelで撮った写真や動画が共有時に本物として表示されるようになる。
出典: Google DeepMind Blog · deepmind.google