Mistral AI、コーディングモデルDevstral 2とMistral Vibe CLIを公開
Introducing: Devstral 2 and Mistral Vibe CLI.
Mistral AIは、コーディングモデルのDevstral 2(123B)とDevstral Small 2(24B)、およびターミナル向けCLIのMistral Vibeを公開した。Devstral 2はSWE-bench Verifiedで72.2%、Devstral Small 2は68.0%を記録している。Devstral 2はAPIで当面無料で、無料期間後は入力/出力で100万トークンあたり$0.40/$2.00となる。
Devstral 2は123Bパラメータの密なTransformerで、256Kのコンテキストウィンドウに対応する。ライセンスは修正MITである。Devstral Small 2は24BでApache 2.0の下で公開され、画像入力にも対応し、マルチモーダルなエージェントを動かせるという。同社はDeepSeek V3.2より5倍・28倍小さく、Kimi K2より8倍・41倍小さいと説明している。
評価面では、独立したアノテーション事業者による人手評価をClineで足場を組んで実施した。DeepSeek V3.2に対しては勝率42.8%、負け率28.6%だった。一方でClaude Sonnet 4.5は大きく好まれており、クローズドモデルとの差は残ると同社自身が記している。Sonnet比で最大7倍のコスト効率という主張もある。
Mistral Vibe CLIはDevstralを動力とするオープンソースのコマンドラインエージェントで、Apache 2.0で公開される。ファイル構造やGitの状態を自動で読み取り、@による参照、!によるシェル実行、スラッシュコマンドを使える。config.tomlでローカルモデルやプロバイダーを設定でき、ツール実行の自動承認も切り替えられる。Agent Communication Protocol経由でIDEに統合でき、Zedの拡張としても使える。
提供面では、無料期間後の料金はDevstral Small 2が入力/出力で$0.10/$0.30である。Kilo CodeやClineと連携している。Devstral 2のデプロイにはH100級GPUが最低4基必要で、build.nvidia.comで試せる。Devstral Small 2は単一GPUで動作し、GeForce RTXやCPUのみの構成でも動く。推奨temperatureは0.2である。
SWE-bench Verifiedのスコアに加え、人手評価でClaude Sonnet 4.5との差が残ると明記しており、オープンモデルの現在地を比較しやすい。
出典: Mistral AI News · mistral.ai