本文へスキップ
原文
Google DeepMind Blog·· 2026年9月16日注目記事AIスコア64

Google DeepMind、音声対話モデルGemini 3.8 LiveとGemini 3.8 Live Extended Thinkingを発表

Introducing Gemini 3.8 Live and 3.8 Live Extended Thinking

AIによる概要

Google DeepMindは、音声対話モデルGemini 3.8 LiveとGemini 3.8 Live Extended Thinkingを発表した。前者は規模とコスト効率、後者は複雑なタスク向けの設計である。Extended ThinkingはArtificial AnalysisのSpeech to Speech Quality Indexで総合1位(82.6)となり、両モデルとも本日から順次提供される。

解説

Gemini 3.8 Live Extended Thinkingは、Artificial AnalysisのSpeech to Speech Quality Indexで82.6を記録して総合1位。エージェントタスクの完遂ではτ-Voiceで68.6%、Sierraのτ-Voice-bankingで35.1%とされ、Big Bench Audioでは97.7%である。Gemini 3.8 LiveはSpeech Agent Arenaでユーザー選好2位。ServiceNowのEVA-Benchでは、精度と会話品質のバランスでParetoフロンティアを押し上げたとしている。この評価はGemini Enterprise Agent Platform上のLive APIで実施された。

Gemini 3.8 Liveは視覚入力をほぼリアルタイムで処理し、97言語に対応して会話の途中でも自動で言語を切り替える。ツールやAPI呼び出しをバックグラウンドで実行しながら会話を続けられる。Extended Thinkingは推論しながら同時に話す方式で、「Let me check that…」のような言葉で応答を示し、複数ステップの処理では進捗を実況する。

開発者向けにはGemini Live APIを通じ、Agora、Fishjam、LangChain、LiveKit、Pipecat、Vercel、Vision Agentsなどのプラットフォームが音声インターフェースの構築を支える。Salesforce、Genspark、Lumerisもレイテンシ、流暢さ、ツール呼び出し能力を評価している。生成される音声にはすべてSynthIDの透かしが入る。

提供面では、両モデルともGemini APIとGoogle AI Studioで利用でき、Gemini Enterpriseではプライベートプレビューである。3.8 LiveはSearch Liveで、3.8 Live Extended ThinkingはGemini Liveのほか、Workspaceの一部サービスで一般向けに展開される。

注目の理由

コスト重視のLiveと高難度向けExtended Thinkingの2モデルの位置づけと、ベンチマーク結果、提供範囲が一度に整理されている。

出典: Google DeepMind Blog · deepmind.google