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Google Japan ブログ·· 19 日前注目記事AIスコア72

Google、フロンティアモデル Gemini 4 Argon を発表 サイバーセキュリティ担当者へ順次展開

Gemini 4 Argon:フロンティア知能の新時代

AIによる概要

Googleは新しいフロンティアモデル Gemini 4 Argon を発表した。複雑で長期的なワークフローで深い推論を持続できるよう構築され、Fairwind Program を通じて信頼できるサイバーセキュリティ担当者へ順次展開する。導入価格は100万入力トークンあたり2ドル、100万出力トークンあたり10ドルで、キャッシュ済み入力トークンは入力トークン価格の95%オフとなる。

解説

Gemini 4 Argon は、実世界のソフトウェアエンジニアリング、法務や財務といった企業のナレッジワーク、サイバーセキュリティの複雑なワークフローで最先端の性能を発揮するとされる。モデルの出力トークン上限は従来の6万4千トークンから100万トークンに拡大され、1つのプロセスで数十万トークンを生成できる。公開は米国政府によるモデルの事前アクセスに関する自主的なプロセスに参加しつつ、段階的にアクセスを広げる形で進める。

社内ではすでに数千人のGoogle社員が利用している。量子コンピューティング研究では、ある事例で公表されている基準値を数分で40%上回った。データセンターのメモリ最適化では、展開後に300TiB以上が解放され、合計で500TiBから1PiBの節約を見込む。C/C++からRustへの移行にも使われ、libgav1 では32K行のSIMDコードを置き換え、Rust移植版より2.7倍高速な動画デコーダが完成した。

ベンチマークでは、DeepSWE v1.1で77.9%、Zapier の AutomationBench で51.3%の1位、LVBench で91.7%を記録した。Vals Index でもトップのモデルとされる。サイバーセキュリティ面では、脆弱性の自律的な発見、検証、パッチ適用が可能で、CWE-bench v1 では68%で首位タイとなった。Wiz は Scan for Good を通じて利用し、世界中の病院で使われる医療用ソフトウェアの重大な脆弱性を見つけた。一部のサイバーセキュリティ担当者とGoogleの社内チームには、サイバーガードレールを外した状態で提供する。

一般提供に向けては、悪用への防御、プロンプトインジェクションへの防御、ミスアライメントのモニタリング、システムのハードニングの4領域でセーフガードを強化している。Gray Swan の IPI ベンチマークでは堅牢性でトップとされる。有料APIの顧客や Google AI Ultra のユーザーを含む開発者、企業、一般ユーザーへの本格公開は、初期テスターのフィードバックを受けて進める。

注目の理由

価格、出力トークン上限、各ベンチマークの数値に加え、段階的公開とセーフガードの内容が一続きで示されており、位置づけを把握しやすい。

出典: Google Japan ブログ · blog.google