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Mistral AI News·· 2026年5月22日注目記事AIスコア61

Mistral、Studioに組み込みおよびカスタムMCP対応のConnectorsをパブリックプレビューで提供

Connect the dots: Build with built-in and custom MCPs in Studio

AIによる概要

Mistralは、組み込みコネクタとカスタムMCPをAPI/SDK経由で全モデル・エージェント呼び出しに使えるConnectorsをStudioで公開した。ツールを直接呼び出す機能と、実行前に人間の承認を挟むフローも追加している。Public Previewで、https://console.mistral.ai/build/connectors から利用できる。

解説

Connectorsは、外部システムとの連携をMCPプロトコルで1つの再利用可能なエンティティとしてまとめる仕組みである。登録したコネクタはStudio上で検出・管理・監視でき、会話、エージェント、ワークフローのネイティブなツールとして使える。コネクタの作成、変更、一覧、削除に加え、ツールの一覧取得と直接実行もプログラムから行える。登録したコネクタはLe ChatとAI Studioで共通に使え、Vibeは近日対応予定とされている。

背景として、同社はエンタープライズ向けエージェント開発で、APIドキュメントの調査、ツール関数の保守、OAuth設定、トークン更新、ページネーション不具合の対応といった周辺作業が負担になると述べている。同じ社内でも似た連携が何度も実装され、セキュリティリスクやトラフィックの可視性不足、作業の重複につながるという。コード例では、salesforce-crmという名前のコネクタをOAuth設定付きで登録し、会話開始時に`tools`へ1行指定して接続している。

手順の例として、DeepWikiのリモートMCPサーバーを登録し、GitHubとWeb検索を組み合わせてOSSの監査エージェントを作る流れが示されている。GitHubなどの組み込みコネクタは作成不要で、`tool_configuration`の`exclude`で`delete_file`のような危険な操作を除外できる。

直接ツール呼び出しでは、モデルにツールの呼び出し時期や方法を判断させず、`call_tool_async`でコネクタのツールを指定して実行する。デバッグやパイプライン型の自動化に向くとされている。承認フローでは、`requires_confirmation`を指定したツールは実行前に一時停止し、制御がアプリケーションに戻る。モデルが提案し、実行するかどうかはユーザー側のアプリが決める。Conversation API、Completions API、Agent SDKから利用でき、利用パターンはcookbookにまとめられている。

注目の理由

連携処理をコードではなくプラットフォーム側に登録する設計と、承認フローや直接ツール呼び出しの書き方がコード例付きで具体的に示されている。

出典: Mistral AI News · mistral.ai