本文へスキップ
原文
Mistral AI News·· 2026年6月24日AIスコア52

Mistral AI、Connectorsに管理者制御とAPIキースコープ、Connectors Debuggerを追加

Bringing more control over your connectors

AIによる概要

Mistral AIはConnectorsに、ワークスペースや組織単位でコネクタとツールを制御する管理機能、スコープ付きAPIキー、複数アカウント対応を追加し、いずれもGAとなった。MCPコネクタの接続障害を調べるConnectors Debugger(Public Preview)や、Workflows(Public Preview)とVibe Code(GA)でのコネクタ利用も加わった。ディレクトリには60以上の連携があり、未掲載の場合はカスタムMCPコネクタで対応できる。

解説

管理者制御は、チーム単位とコネクタ内部の2階層で働く。ワークスペースごとにコネクタへのアクセスを分けられるため、例えば財務ワークスペースは社内データソースのみ、エンジニアリングは開発者ツールとインターネットも使える、といった運用が可能になる。コネクタ内では、組織またはワークスペース単位でツールを個別にオン・オフでき、データを書き込む操作全般や、ナレッジベースのdelete_fileのような特定アクションだけを止められる。コネクタ自体は接続されたまま、承認したツールだけが実行される。

IDまわりでは、コネクタスコープ付きのAPIキーが使える。キーの作成時に、ワークスペースの共有コネクタだけに届くか、個人用コネクタにも届くかを選べる。サービスアカウントと組み合わせると、自動処理は定義されたIDで動き、作成者本人として動くことはない。マルチアカウント対応では、1つのコネクタに個人アカウントと業務アカウントを接続してデフォルトを設定し、タスクごとに切り替えられる。各アカウントは個別に保存・更新される。

Connectors Debuggerは、MCPサーバーのURLを指定し、必要ならOAuth認証情報を加えて実行する。サーバーへの到達からMCPセッションの開始まで11のステップを順に確認して記録するため、OAuthトークン交換の失敗なども発生した段階で特定できる。

Workflowsでは、必要なコネクタと実行に使うアカウントをWorkflow定義に宣言し、実行開始時にStudioが依存関係を解決する。個人の認証情報は自動処理に入らず、トークン期限切れで途中失敗することも避けられるという。Vibe Codeでは/connectorsでローカルのMCPサーバーや管理者が承認したワークスペースのコネクタを選び、有効にするツールを決めてタスクを始める。非同期エージェントはOutlook、Jira、Notion、Linear、Confluenceに同じルールのもとで接続できる。

提供状況は、Enterprise controls、Connector Credentials、Connectors in Vibe CodeがGA、Connectors PlaygroundとConnectors in Workflowsがpublic previewである。いずれもStudioで利用でき、ドキュメントとcookbookも公開されている。

出典: Mistral AI News · mistral.ai