Mistral、Studioにマネージドエージェントとアプリを追加、Mistral Large 4(Le Chonk)と連携
Le Chonk brings the brains. Studio puts it to work.
Mistralは企業向けAIプラットフォームStudioを拡張し、マネージドエージェントとアプリを追加した。ワークフロー、エンタープライズコンテキスト、エージェントの可観測性と評価機能も新たに加わる。クラウド、VPC、オンプレミスのいずれにもデプロイでき、Mistral Large 4(Le Chonk)を中核モデルとして使う。
Studioでは、複数ステップの複雑なタスクをこなすエージェントを構築できるようになった。チームの手順を記したスキル、コードを実行するサンドボックス、作業を分担するサブエージェント、実行の要所に独自ロジックを挟むフックを備える。実行基盤はStudioが管理し、毎週数百万のMistral Vibeセッションを支えるインフラを使う。アクセスできるツール、データ、操作の範囲も開発者が設定する。
ワークフローは、固定ルールで進む工程、エージェントが推論する箇所、人が判断する場面を定義する。中断した実行は途中から再開できる。Mistral Vibeで業務プロセスを説明すると、確認・編集可能なコードとしてワークフローを生成、テスト、デプロイできる。今回、企業システムからのイベントトリガーと、ロジックを見やすくするビジュアルグラフも加わった。
アプリ向けにはホスティング、認証、アクセス制御を提供し、事前承認済みの再利用可能なコンポーネントでセキュリティレビューの対象を減らせるとしている。新しいMistral MCP serverを通じ、Mistral Vibeや使い慣れたコーディングエージェントで開発し、ローカルでテストして1コマンドでStudio環境にデプロイできる。
社内事例として、障害調査エージェントは月に数百時間を節約し、プロダクト運用チームのワークフローは週約35時間を削減したという。人員配置アプリも作られている。運用面ではOpenTelemetryのトレースでモデル呼び出し、ツール利用、承認を追跡でき、評価機能でプロンプト、モデル、ツールの変更を自社データセットで事前に検証できる。ABANCA、BNP Paribas、Accenture、Capgemini、CMA CGM、Tata Consultancy Servicesなどが本番で利用しているという。
出典: Mistral AI News · mistral.ai