本文へスキップ
原文
Google DeepMind Blog·· 26 日前AIスコア57

Google DeepMind、Gemini 3.8 Flash TTSとFlash-Lite TTSを発表

Gemini 3.8 text-to-speech says hello

AIによる概要

Google DeepMindは、音声生成モデルGemini 3.8 Flash TTSとGemini 3.8 Flash-Lite TTSを発表した。Flash TTSは自然言語プロンプトによる声の新規作成や行単位の演技指示に対応し、Flash-Lite TTSは大量処理とコスト効率に特化している。両モデルは本日からGemini APIとGoogle AI Studioで提供が始まっている。

解説

Gemini 3.8 Flash TTSは、キャラクター設計や演出に重点を置いたモデルである。役割、アクセント、声の特徴を自然言語で指定して、100以上の言語と方言で新しい声を作成できる。2,000以上の制作用ボイスのライブラリも利用でき、30秒の音声サンプルから声を複製する機能もある。複製には本人の音声による同意録音の照合が必要で、生成音声にはSynthIDの透かしとC2PA認証情報が付く。声のリミックス機能は近日提供予定とされている。

演出面では、台本に自分で演技指示を書くか、台本の手がかりからGeminiに話し方を判断させられる。数時間に及ぶ長尺の生成でも話者のぶれを抑えるとされ、2人の話者による会話を1つの台本から扱える。<laughs>や<sigh>のような非言語表現、|mhm|のような相づちも指定できる。Gemini 3.8 Flash-Lite TTSは、吹き替えや音声コンテンツ制作、表現力のある音声エージェントなど、大量処理向けに最適化されている。

評価では、Flash TTSがHume AIのVoice Design Benchmarkで総合1位(71.4)、アクセント表現でも首位(60.8)とされる。Hume AIのOverall Quality IndexではFlash TTSが1位、Flash-Lite TTSが2位である。Voice Arenaの人間による盲検評価では、日本語を含む主要言語で上位に入ったと説明されている。Gemini 3.1 Flash TTSと比べ、長尺コンテンツや2人話者の台本制御が大きく改善したという。

提供範囲は、開発者向けにGemini APIとGoogle AI Studioで本日から開始。企業向けにはGemini Enterpriseで近日中にAPI経由で提供する。一般ユーザー向けには、Flash TTSがGemini Notebook、Flash-LiteがGoogle Vidsで利用できる。Google AI Studioには音声プレイグラウンドが加わり、声の作成や複製から2人話者の台本エディタでの演出までを行える。Agora、LiveKit、Pipecat、VercelがGemini API経由での構築を支援し、Figma、HeyGen、Linguana、Wondercraft、99.co、Ollangが導入を進めている。

出典: Google DeepMind Blog · deepmind.google