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Anthropic News·· 2 日前注目記事AIスコア61

Anthropic、株式の5%を拠出するAnthropic Public Benefit Fundを設立

Investing in the public benefit

AIによる概要

Anthropicは新組織Anthropic Public Benefit Fundに自社株の5%を拠出すると発表した。株主の承認が条件で、基準を超えて企業価値が50%上昇するごとに、取締役会の裁量で2%が追加される。共同創業者と従業員の既存の誓約を合わせると、約20%の株式が公益に充てられることになる。

解説

Anthropic Public Benefit Fundは、会社の成長に応じて持ち分が増える構造の新組織である。拠出は株主の承認が前提で、5%が当初分となり、設定された基準を超えて企業価値が50%増えるたびに、取締役会の判断で2%が加わる。形態は完全子会社のLLCで、501(c)(3)などではなく、さまざまな形の寄付を使い分けられる柔軟性を重視したという。LLCが保有するAnthropic株式は、米国内外を問わずロビー活動や政治献金には使われない。

これまでAnthropicは公益法人として、AIの安全性や解釈可能性の研究、応用的な生物医学研究、非営利団体や科学機関向けのClaude割引を社内で進めてきた。こうした活動は公益性と営利上の価値を併せ持つため社内に置く一方、新ファンドはより大きな規模と柔軟性で、従来の非営利団体への大口寄付や特定の人々への直接分配といった方法を検討できるとしている。例として挙げられたのが労働市場への影響で、AIは大きな経済的価値を生む一方、多くの労働者に不安定さをもたらしうるという認識が示されている。同社はすでにこの課題の研究と対応に2億ドルを拠出しており、進歩の速さを踏まえるとより大胆な手法が必要になりうるとする。

同社は、テック企業が経営陣に報酬を段階的に増やして付与するのは一般的だとしたうえで、同社はその分の株式を公益に振り向けると説明している。創業時に共同創業者が保有株式の80%を寄付すると誓約しており、従業員が株式の寄付を誓約すると同社が同額を上乗せするマッチングプログラムもあり、従業員の約半数が参加している。今回の発表と合わせて約20%の株式が公益に充てられ、評価額のマイルストーンに達すれば追加分も生じる。ファンドの構造とガバナンス、追加の基準となるマイルストーンは今後数か月で公表され、使命に照らした進捗も公益報告書で報告する予定である。

注目の理由

株式の5%を拠出し、企業価値の上昇に応じて比率が増える仕組みが具体的に示されており、公益への資金配分の考え方を把握しやすい。

出典: Anthropic News · anthropic.com