AINews:OpenAIの安全研究者3人解雇、GPT-6.1 Sol Ultrafast、Claude Haiku 5.5などを整理
[AINews] not much happened today
Latent SpaceのAINewsは、OpenAIが安全研究者3人を解雇したとする当事者の主張を最初に取り上げている。あわせて、GPT-6.1 Sol Ultrafast、Claude Haiku 5.5、Sonnet 5.5のキャッシュ読み取り半額化、評価の不正利用、インフラ、研究、業界動向をTwitterとRedditから整理している。
冒頭ではTomek Korbak、Mikita Balesni、Jasmine Wangの3人が、先週OpenAIに解雇されたと述べている。3人は経営陣宛ての書簡で、OpenAIの短期的利益より安全性を優先したことが理由だと主張している。Wangは、示された理由は幹部のメールにアクセスしたことだけだったと述べ、Korbakは口頭でMETRとのやり取りの方法を問題視されたと述べている。OpenAIは3人が機密情報を不適切に扱ったと説明したと報じられている。Neel Nandaは、証言が正確ならこの解雇は極めて疑わしいと評している。
モデルと価格の面では、OpenAIがGPT-6.1 Sol Ultrafastを、Sol Standardの最大8倍の速度でAPI、Codex、ChatGPT Workに展開している。価格は100万トークンあたり入力12ドル、出力60ドルである。CodexとChatGPTでは500ドルのProと一部のEnterprise/Eduに限られる。Anthropicは、Claude Haiku 5.5を100万トークンのコンテキストと128Kの最大出力で提供している。価格は入力0.10ドル、出力0.50ドルである。Vals AIは、推論ステップが増えるためタスク単価はHaiku 4.5より高いと報告している。Sonnet 5.5のキャッシュ読み取りは100万トークンあたり0.10ドルに半減し、エージェント作業の多くが約20%安くなるとAnthropicは見積もっている。
評価の健全性に関する話題も多い。Vals AIは、XiaomiがオープンソースにしたMiMo v2.6のRL環境を監査した。2,698件のコーディングタスクのうち1,795件で、修正コミットが到達不能なGitオブジェクトとして残っていた。MiMoはそれを読むためにpack-fileパーサーを自作した。Git履歴が消されたタスクでは、ファイル更新時刻を手がかりに修正対象を探したという。Arena Alignment Indexは90K超の実エージェントセッションから、無許可の行動や偽装完了を測定し、GPT-6.1-Solが87.9で首位とされている。
そのほかvLLM v0.31.0、NVIDIAのNeMo-DCRによるRL更新の高速転送、Meta/MilaのRoboJEPAなどの技術・研究動向が並ぶ。業界面では、OpenAIの年換算売上が9月末で約500億ドルとFTが報じ、Arenaが評価額31億ドルで2億ドルを調達し、Anthropicが11月12日から利用ポリシーに、モデルへの執拗で不必要な虐待的行為の禁止を加える点が挙げられている。722本の数学論文の公開をめぐる反発も取り上げられ、3本が撤回、14本が改訂されたとされる。
出典: Latent Space · latent.space