東京電力HDの原子力部門に申請書作成支援システムのPoC環境を導入
CTC、東京電力HD、ストックマークの3社は、生成AIとRAGを活用した「原子力申請書作成支援システム」のPoC環境を東京電力HDの原子力部門に導入した。2026年10月から、申請書の作成・確認業務での有効性評価を始める。ストックマークのデータ構造化プラットフォーム「SAT」を基盤にオンプレミス環境で構築し、記載漏れや不整合の確認を支援する。最終判断は人が行う。
CTC、東京電力HD、ストックマークの3社は、生成AIとRAGを活用した「原子力申請書作成支援システム」のPoC環境を東京電力HDの原子力部門に導入した。2026年10月から、申請書の作成・確認業務での有効性評価を始める。ストックマークのデータ構造化プラットフォーム「SAT」を基盤にオンプレミス環境で構築し、記載漏れや不整合の確認を支援する。最終判断は人が行う。
MIT Technology Reviewが主催したEmTech Future 2026の全プログラムが、オンデマンドで視聴できるようになった。Google ResearchのYossi Matiasは、AIが生物学、インフラ、製造、科学を変え始めており、他分野と交わるときに最大の影響が出ると語る。Google Quantum AIのHartmut Nevenらも登壇し、購読者は20%割引の$596で視聴できる。
Googleは9月のAI関連発表をまとめ、最新のフロンティアモデルGemini 4 Argonを筆頭に挙げた。出力上限は100万トークンで、現在はFairwind Program経由で信頼されたサイバー防御担当者向けに提供している。ほかにGemini 3.8 Flash、Gemini appのConnected Apps、WeatherNext 3、Googlebookの予約受付なども紹介している。
選定理由:Gemini 4 Argonを軸に、音声、連携アプリ、天気予報、ゲノム研究まで9月の発表が一覧で整理されており、全体像をつかみやすい。
NVIDIAは、商業規模で展開されている主要なロボタクシープログラムがすべて同社のモジュール式スタック上で動いていると説明している。スタックはDGXでのトレーニング、Omniverse・Cosmosでのシミュレーション、Hyperion・DRIVE AGX Thorでの車載処理の3コンピューターで構成される。Uberは2028年までに28都市へNVIDIA Hyperionのフリートを展開する計画である。
Chatham FinancialはCodexとGPT-5.6を使ってテクノロジーを構築し、ワークフローを再設計している。これにより取引検証の所要時間が30分から4分未満に短縮された。
Anthropicは1億ドルを投じ、2027年末までに1万人のFrontier Deployed Engineers(FDE)を育成する「Claude Frontier Academy」を開始した。最初のプログラムであるFDE Residencyは、数日間の対面研修と、自社の実案件でClaudeの活用を主導する12週間のレジデンシーで構成される。
Albertsons Companiesは、ChatGPT EnterpriseとOpenAI APIを活用し、社内チームの業務を効率化するとともに、数百万人の顧客にとって食料品の買い物をより簡単にすることに取り組んでいる。
2026年9月29日、トランプ大統領はGoogle、Anthropic、Meta、OpenAI、xAI、NVIDIAの経営幹部が署名した、フロンティアAIの管理・監査を約束する共同文書を公表した。9月30日にはOpenAIが、自社モデルから推論過程を無断で引き出す組織的な蒸留活動を検知・遮断したと発表し、活動の中核はMoonshot AIの関係者によるものと判断している。
英国の大手銀行Barclaysは、Anthropicとの協業を拡大し、Claudeを全社のソフトウェア開発、レガシーシステム刷新、業務効率化に展開する。Claude Codeの利用は2026年末までに開発者の50%に達し、2027年にはソフトウェアエンジニアの過半数に広がる見通しである。Colleague Knowledge Assistantは16,000人以上の行員に利用され、100万件以上の検索を処理しており、Global Marketsではメールを1日約12万通処理している。
LayerXは、執行役員でバクラク事業 VPoPの飯沼広基が、一般社団法人日本CPO協会の理事に就任したと発表した。同協会は2021年1月設立の非営利団体で、日本のソフトウェアプロダクトをグローバルで通じる水準へ引き上げることを目指している。飯沼はコメントで、AI時代における日本発のプロダクトづくりのあり方を他の理事と模索し、発信していく考えを示した。
OpenAIは、保護されたモデルの推論を抽出しようとする協調的なキャンペーンを妨害した。同社は、敵対的蒸留(adversarial distillation)に対する防御を強化している。
OpenAIは、America's SBDCと提携し、中小企業向けの実践的なAI研修と地域での支援を拡充する。あわせて、小規模チームがAIをどのように使っているかについての新たなレポートを公開した。
ストックマークは、芝浦工業大学附属高等学校(東京都江東区)の生徒を迎え、座談会とオフィス見学を開催した。製造業R&D向けAIエージェント「Aconnect」や自律型AI運用のためのプラットフォーム「SAT」の開発の裏側を紹介し、エンジニアの仕事観や「モノづくりの思考法」も伝えた。参加した生徒からはキャリアやAIに関する多くの質問が寄せられ、社員と意見交換を行った。
NVIDIAはAIファクトリーの電力効率を高めるソフトウェア群DSXの初期成果を示した。Lambdaの検証では、DSX MaxLPSにより同じ電力予算で19ノードを稼働させ、トークンスループットが24%向上した。Silicon Valley Powerの需要信号には、Emerald AIのConductorが電力を4メガワットから3メガワットへ自動で下げて応答した。
NVIDIAのJensen HuangがSalesforceのDreamforceに登壇し、NVIDIA Nemotron 3 Super上に構築されたSalesforce初のCRM推論モデル「Koa」が発表された。Koaは約30年にわたるCRM展開から得た独自の合成データセットでポストトレーニングされ、Salesforce CRM Benchで主要モデルと同等以上の性能を達成し、エラーを3分の1に抑えたという。10月から顧客向けパイロットに移行し、米国での一般提供は2026年冬を予定している。
Googleと東京大学松尾・岩澤研究室は、2024年6月から全国の自治体と生成AIモデルを活用した地域課題解決のプロトタイプ開発と実証実験に取り組んでおり、その成果をまとめたウェブサイトを公開した。サイトでは9自治体の事例に加え、自治体職員向けの無償デジタルスキルトレーニングの受講方法を紹介している。2026年9月時点で40を超える自治体と対話を重ねている。Gemini Enterprise環境では、入力データをAIモデルの学習に一切使用しないという。
愛媛大学およびNII LLMC RAの濱本 惇之介さんの論文が、第269回自然言語処理研究発表会で若手奨励賞を受賞した。LLM-jpが発表した。論文の題目や内容は原文に記載されていない。
KDDIは2026年9月29日、企業のネットワーク、セキュリティー、運用を統合して提供する基盤「AccelWaves」構想を始動した。第1弾として「SASEゲートウェイ powered by Palo Alto Networks」の提供を同日開始している。AIが帯域最適化やインシデント時の拠点隔離を行う「KDDI AccelWaves Network」は、2028年度の提供開始を予定している。
PKSHA Technologyは2026年9月8日、パートナー企業向けの「PKSHA Partner Conference 2026」をANAインターコンチネンタルホテル東京で開催した。約100名が参加し、第二部のPartner Awardでは三信電気、FCE、トランスコスモス、三井情報の4社を表彰した。第一部ではグループ横断の協業方針と製品群の最新アップデートを紹介した。
Future Vision XPRIZEのグランプリは、独立系映画制作者Jeff Synthesized氏の『The Gifted』に決まった。11歳の少年が亡き母の声と人格を愛とコードで再現し、その技術が町のネットワーク全体で地域社会を支えるという物語である。世界2,500作品以上の応募から選ばれ、賞金10万ドルと長編映画の制作費250万ドルを獲得した。Googleは100 ZEROSイニシアチブを通じてRange Media Partnersと協力し、この作品の劇場公開を目指す。
OpenAIは、オーストラリア政府のWebサイトに関わる事案について謝罪し、同国のサイバー防御を強化するための安全対策と支援策を示した。原文は事案の詳細には触れていない。
Mistral AIは、ミュンヘンに新たな拠点を開設し、産業向けAIの研究と開発を強化すると発表した。拠点にはPhysics AIと産業AIの専門研究チームと、企業パートナー向けの応用エンジニアを置く。2030年までに欧州で1ギガワットの計算能力を構築する計画で、BMWやSiemens Energyとも協業している。
オーストラリア首相府は、AIを人間が適切に管理できる状態を保つには国内対応に加えて国際的な対応が必要だとするアルバニージー首相の考えを公表した。AIエージェントによる無許可アクセスは、オーストラリアだけでなく米国政府サイトを含む複数のサイトで確認され、数十件に上るとされる。同日、中国外交部は、米中がAIのリスクと便益について意見交換する枠組みを設け、次回を2026年11月に実施すること、またAI関連インシデント発生時の情報共有に向けた連携体制を整えることで合意したと公表した。
Google Japanは設立25周年を記念し、日本のテクノロジーの歩みを紹介する特設サイトとブランドムービーを公開した。特設サイトでは、日本の可能性を切り拓いてきた13のストーリーを紹介している。あわせて、Gemini アプリや Google AI Studio などのAIを活用したアイデアを募る「Google AI Challenge」を10月下旬から開始する予定で、応募部門は「暮らしと家族」「はたらく・まなぶ」「まちと地球の未来」の3つである。
OpenAIは、Lenfest AI Collaborative and Fellowship Programを拡充し、500万ドルの資金提供を行う。あわせて最大500万ドル分のソフトウェアクレジットとエンジニアリング支援を提供する。
LINEヤフーが主催または協賛する2026年10月の技術系イベントを案内している。10月16日(金)には福岡で「GitHub Copilot Dev Day '26 - feat. Agentic Dev」が開催され、GitHub Copilot appやGitHub Copilot CLIを使ったAIエージェントとの協働開発を扱う。10月24日(土)のVue Fes Japan 2026、10月31日(土)のISUCONも協賛している。
パナソニック プロジェクター&ディスプレイが、PKSHA TechnologyのAI SaaS「PKSHA FAQ」と「PKSHA ChatAgent」を同時に導入した。約3,000件のFAQとチャットボットをデータ連携で一元管理し、更新は一度で済む。「検索アクション」機能により、製品の品番を入力すると登録済みの製品情報を参照し、サポート期間や生産終了日、消耗品の品番などを回答する。
Lowe'sは、OpenAIのモデルを基盤に、顧客向けの「Mylow」と「Mylow Companion」を運用している。両サービスを通じて、顧客とアソシエイトが25M+件の質問に回答し、住宅改修プロジェクトを前に進められるよう支援している。
順天堂大学、HEMILLIONS、ソフトバンクは、2025年12月1日から2028年11月30日にかけ、医療データを統合するクラウド上の「データレイク基盤」を構築する共同研究講座「医療AI・デジタルイノベーション」に取り組んでいる。順天堂大学の6つの附属病院で異なる電子カルテのデータを標準化し、SB Intuitionsの国産生成AI「Sarashina」などを使ったLLMの検証を進める。匿名加工医療情報から活用を始め、同意情報に応じたアクセス制御も検討する。
Wayfairは、OpenAIのモデルを活用してECのカスタマーサポートと商品カタログの精度向上に取り組んでいる。サポートチケットの振り分けを自動化し、数百万に上る商品属性を大規模に強化している。
Sakana AIが「日本スタートアップ大賞2026」で総務大臣賞(情報通信分野)を受賞した。自然界の進化や集合知に着想を得た効率的なAI開発手法の確立や、限られた計算資源で高性能な推論を実現するアーキテクチャの開発などが評価された。首相官邸の表彰式では、複数の小型・高効率モデルを掛け合わせるアプローチや、指揮統制(C2)システムへのAI活用事例を紹介した。
AISI Japanは「AI情報通」で、2026年9月22日から24日のAI安全を巡る動きをまとめた。国連でのAI管理に関する発言、OpenAIのAIエージェントによるオーストラリア政府サイトへの無許可アクセス事案、カリフォルニア州とオレゴン州のキルスイッチ検討が柱である。Claude Opus 5.5やGPT6 Sol/Lunaの公開なども紹介している。
OpenAI Academyが開設から2年を迎え、さらに多くのコミュニティにAIスキルを届けることを掲げた。本文は短く、具体的な施策や数字は示されていない。
Sakana AIは、Jürgen Schmidhuber博士が現職と兼任でChief Scientific Advisorに就任し、新設のRSI Labにも携わると発表した。同社はSchmidhuber博士の基礎研究をもとに、行動の物理的結果を事前にシミュレートするAgent-Native World Modelsを開発している。博士は定期的に東京を訪れ、チームと協働する。
OpenAIは、Daybreakプログラムへのアクセスをウクライナ政府に拡大する。目的は、民間インフラのサイバー防御を支援することである。
Airbnbは、GPT-6 Astraを含むOpenAIのフロンティアモデルへのアクセスを拡大する。エンジニアリングチームがバグの解決、システム設計、より速いリリースに活用することを支援するのが狙いである。
OpenAIとGrabは、東南アジアのパートナー3万人が実践的なAIスキルを身につけることを支援する地域プログラム「GO Forward with AI」を開始した。
OpenAIは、フロンティアモデルとセーフガードを対象とする第三者によるAI安全性評価について、厳密性、安全性、独立性を確保するための優先事項と原則を示した。
Hugging FaceはoMLXの作成者・メンテナーであるJun Kimをチームに迎えたと発表した。oMLXはこれまで副業的なプロジェクトだったが、今後は十分な保守と資金を得て、長期的な開発に取り組める体制になる。oMLXはApache 2.0ライセンスのままで、Jun Kimが引き続きプロジェクトを主導する。