Copilot利用レポート2025、会話3750万件から見る利用傾向
Microsoft AI(MAI)は、Copilotの会話3750万件を分析し、利用実態をまとめたレポートを発表した。分析は会話の要約に基づく匿名化データで行われた。モバイルでは健康関連の話題が通年で最も多く、早朝には宗教・哲学に関する会話が増える。情報検索が最も人気の機能であり続ける一方、個人的な悩みや人生の判断についてアドバイスを求める利用も増えている。
Microsoft AI(MAI)は、Copilotの会話3750万件を分析し、利用実態をまとめたレポートを発表した。分析は会話の要約に基づく匿名化データで行われた。モバイルでは健康関連の話題が通年で最も多く、早朝には宗教・哲学に関する会話が増える。情報検索が最も人気の機能であり続ける一方、個人的な悩みや人生の判断についてアドバイスを求める利用も増えている。
OpenAI Economic Researchの最新レポートによると、ChatGPT Enterpriseの顧客のEUサンプルでは、アウトプットトークンの半分以上をCodexとChatGPT Workが占めている。2026年5月以降、EUの中小企業におけるCodexとChatGPT Workの週間アクティブユーザーは8倍以上に増え、アウトプットトークンに占める割合は国によって22%(スロベニア)から85%(リトアニア)まで差がある。
LINEヤフーは8月20日、データサイエンスのイベント「LINEヤフー Data Science Share #2」を紀尾井町オフィスで開催した。LINEヤフー、ZOZO、ブレインパッドの3社が登壇し、ベイジアンA/Bテスト、AI時代のデータアナリストのあり方、二値データに対するCausal Impactを発表した。いずれもAI・LLMの活用に触れており、手法の仮定や理論を理解する重要性が共通して語られた。
Googleは、AI & Economy Research Programに専門家を新たに迎えた。学術顧問にはノーベル経済学賞受賞者のPhilippe Aghion氏、客員フェローにはAjay Agrawal氏が就き、ディレクターにはAnu MadgavkarとDaniel Rockの両氏が加わった。研究領域は仕事の未来、生産性と成長、技術普及、AIによる科学的発見である。
LINEヤフーはSpeculation Rules APIによる事前レンダリングと広告の先読みを検証し、表示が遅い広告を高速化するとCTRとClickが有意に増加したと報告している。aboveAD(2)ではPrefetchでもPrerenderでも、Clickのリフト値は約1.4%だった。ページ配信側のキャパシティ負荷が課題となるPrerenderに対し、広告のみのPrefetchは同程度の効果を得られたとしている。
Googleは、Geminiを運転免許証の更新、税務申告、行政サービスの申請などの行政手続きに使う4つの方法を紹介している。Google の AI & Economy ATLAS v1.0 調査によると、こうした雑務に関するAIとの会話は約半分が通常の営業時間外に行われている。Geminiで市民生活に関わる用事を扱う人の約40%が、書類の用語や手続きの手順について相談している。
AISI Japanが、2026年8月の国内外のAI政策動向をまとめた月次情報を公開した。欧州委員会は、特定のAIシステムの提供者と導入者に対する透明性義務の新規則を施行し、支援のためのガイドラインも公表した。ドイツ政府はベルリンにAIセキュリティ研究所「AISI Deutschland」を設立し、インド政府はAI生成ディープフェイク対策の法律と規則を制定した。
Hugging Faceは2026年1月から8月のHubの動向をまとめた報告書を公開した。公開モデルリポジトリは2.43百万から2.96百万、データセットは71.1万から100万に増加した。中国勢の大規模モデル、ダウンロードといいねの乖離、Qwenの派生数151,448、AIエージェントのHub利用拡大などを論点に挙げている。
選定理由:ダウンロードといいねの乖離やQwenの派生数など、Hubの実データに基づく数値が並び、オープンモデルの現状を比較して捉えやすい。
企業向けAIの次の制約は、モデル性能よりもGPUの稼働率になりつつある。GPUは稼働の有無にかかわらず時間単位で費用が発生するため、有用に使われない時間が収益性を大きく左右する。APIの費用は利用量に比例して増えるのに対し、自社GPUの費用はほぼ固定のため、一定量を超えると自社保有が有利になる。ただし、インフラはピーク需要に合わせて設計されるため、常時稼働していてもクラスター全体の能力は無駄になりやすい。
Google Researchは、50以上の世界都市を対象とした建物単位の屋根反射率(アルベド)データセットを公開し、同データを提供するHeat Resilience Earth Engine Appを開始した。Sentinel-2衛星データと30cm解像度の衛星画像(Airbus Pléiades Neo)を融合する手法を用い、ルート平均二乗誤差(RMSE)0.04で検証された。対象は9か国の50以上の都市で、ロンドン、アテネ、バルセロナ、リオデジャネイロ、サンパウロ、ロサンゼルス、オースティン、ニューヨーク市などを含む。
Microsoft AIは、ヘルス分野で自社の価値観を製品設計や提携に反映していると説明した。Mayo Clinicと医療特化のフロンティアAIモデルを共同開発しており、米国ではCopilot Healthのプレビューを開始している。
選定理由:ヘルス分野でMicrosoft AIが価値観をどう設計や提携に落とし込むかを、利用規模やMayo Clinicとの協業を軸に整理している。
Google Researchは、I/O 2026で披露した研究成果を公式ブログで総括した。Gemini for Scienceを発表し、ERAとCo-ScientistはNatureに掲載されたと説明している。医療ではSymptom AIやAMIE、MedGemmaを取り上げ、気象ではWeatherNextやGroundsourceによる洪水予測も紹介している。
選定理由:科学、医療、気象、量子など分野ごとにGoogle Researchの成果と提供状況が整理されており、I/O 2026の研究面の全体像を把握しやすい。
SSHで1回のキーストロークを送信した際に36バイトのパケットが多発する理由を、tcpdumpの解析とClaude Codeを使って調査した。単一キーストロークのキャプチャでは、全270パケットのうち179パケット(66.3%)が36バイトのメッセージだった。Claude Codeの解析では、暗号化処理の時間が1.6sから0.11sに減ったとされる。
ELYZAのPdMやDesignerのマネージャーである佐々木レイ氏が、ELYZA Worksの設計過程を1万字超で公開した。ユーザーをSaaSのアプリ利用者とアプリ作成者に絞り、非エンジニアでも扱える生成AI活用ツールを目指す方針を示している。行動変容の心理学を使ったユーザー体験設計やMVP、ロードマップの考え方も紹介している。