ELYZAのMLEマネージャー近藤昌也氏が語る、「この組織を勝たせたい」と思うチームの魅力
ELYZAのソリューション事業部でMLEグループのマネージャーを務める近藤昌也氏が、同社の魅力を語るインタビュー。単なる研究開発組織ではなく「社会実装」に注力する点と、職種を超えて助け合うカルチャーを挙げている。2024年11月に入社し、今後は金融、製造、医療、行政、防衛等の領域やVLM、フィジカルAIの社会実装にも挑戦したいとしている。
ELYZAのソリューション事業部でMLEグループのマネージャーを務める近藤昌也氏が、同社の魅力を語るインタビュー。単なる研究開発組織ではなく「社会実装」に注力する点と、職種を超えて助け合うカルチャーを挙げている。2024年11月に入社し、今後は金融、製造、医療、行政、防衛等の領域やVLM、フィジカルAIの社会実装にも挑戦したいとしている。
Google Researchは、LLMベースのユーザーシミュレーターとの差(リアリズムギャップ)を測定するためのデータセット「ConvApparel」を紹介した。衣料品の買い物領域で4,000件以上の人間とAIの多ターン会話(約15,000ターン)を収集し、参加者は「Good」と、意図的に非協力的に振る舞う「Bad」の2種類のエージェントにランダムに振り分けられた。
Google Researchは、論文用の図を生成するエージェント「PaperVizAgent」と、論文を自動で査読するエージェント「ScholarPeer」を発表した。PaperVizAgentは0~100の評価スコアで総合60.2を記録し、GPT-Image-1.5、Nano-Banana-Pro、Paper2Anyを上回った。人間の基準値50.0を超えたのは同フレームワークだけだという。ScholarPeerは、Web検索で文献を参照しながら批評的なレビューを生成し、既存の自動査読手法との比較で高い勝率を示した。
2026年3月の国内外のAI政策動向を、日本AISIが月次でまとめた。3月17日にはChief AI Officerガイドが公開され、3月27日には総務省が「AIのセキュリティ確保のための技術的対策に係るガイドライン」を策定・公表した。米国では3月20日にAI立法枠組みが発表された。
カラクリ、ジェイテクト、Upstage AIの3社が、AWSジャパンの「フィジカルAI開発支援プログラム by AWSジャパン」に採択された。ジェイテクトの工場における自律型・適応型生産システムの社会実装を目指し、カラクリのLLMと意図理解技術、Upstageの非構造データ構造化技術、ジェイテクトの製造現場の知見を組み合わせる。支援期間は2026年3月から約6ヶ月間で、7月に成果発表会を予定している。
カラクリとHelpfeelが戦略的パートナーシップを締結し、Helpfeelを利用する企業が既存のFAQナレッジを活用しながら、カラクリの顧客対応AIエージェント「KARAKURI GeN」を導入できるようになった。GeNは2024年のリリース以来、四半期平均で成長率45%を維持しているという。両社は企業の顧客接点におけるAI化を促進する方針である。
Google Researchは、LLMの行動傾向(behavioral dispositions)が人間の合意とどの程度整合するかを評価する枠組みを示した。25のLLMを状況判断テスト(SJT)で評価したところ、人間の注釈者の意見が全員一致する場合は、小規模モデルとフロンティアのクローズドウェイトモデルがほぼ完全に整合した。一方、合意が90%未満になると整合率は80%台半ばで頭打ちになり、合意がない場面では人間の意見の幅を捉えきれなかった。
Microsoft AIは、MAI-Transcribe-1、MAI-Voice-1、MAI-Image-2の3モデルをMicrosoft FoundryとMAI Playgroundで提供開始した。料金はMAI-Transcribe-1が1時間あたり$0.36から、MAI-Voice-1が100万文字あたり$22から、MAI-Image-2がテキスト入力100万トークンあたり$5、画像出力100万トークンあたり$33からである。
Microsoft AIは音声認識モデルMAI-Transcribe-1を発表した。料金は音声1時間あたり$0.36で、Microsoft Foundryでパブリックプレビューとなっている。CopilotのVoiceモードとMicrosoft Teamsでも段階的に展開されている。
AIセーフティ・インスティテュート(AISI)のヘルスケアサブワーキンググループが、「ヘルスケア領域におけるAIセーフティ評価観点ガイド」を公開した。AIライフサイクルの5つのフェーズごとの評価ポイントと、10項目の評価観点、想定されるリスクを整理している。ガイドの一部はマークダウン形式でも公開され、プロンプトやエージェントスキルを掲載した実践例も提供されている。
AIの能力を引き出せない主因はモデルの限界よりもチャットボットというインターフェースにあり、Anthropicは対策としてClaude Cowork向けにDispatchを投入した。QRコードを読み取ると、スマートフォンからデスクトップ上で動くClaudeにメッセージを送って遠隔操作できる。著者は朝のブリーフィング作成やスライド内グラフの更新をスマートフォンから依頼した。
Google Researchは、AI評価で項目数と項目ごとの評価者数のどちらを優先すべきかを検証した。多数決との一致を見る場合は項目数を増やす方が有効で、意見の幅を捉える場合は評価者数を増やす必要がある。従来の1〜5人という基準は不十分な場合が多く、約1,000件の総アノテーション規模でも適切な配分により再現性の高い結果が得られるとしている。
Spaces は、人間の開発者とコーディングエージェントの両方が使えるCLIである。対話式の入力はすべてフラグなどの同等の手段で代替でき、エージェントは--helpを読んで設定ファイルとCI パイプラインを構成し、プロンプト1つから本番デプロイまで10分未満で完了したという。init時にはプロジェクト構造を記した context.json と、エージェント向けの指示を書いた AGENTS.md も生成される。
ELYZAは、LLMアプリの回帰テストで文字列類似度評価の代わりに、構造化された判定基準(Rubric)をLLM-as-a-Judgeに渡すSoft Judgeを設計した。Hard RulesとLLM-as-a-Judgeの二層評価により、65件のPoCデータセットで検知率93.3%(N=30)、過検知率0%(N=35)を達成した。Levenshtein ratioでは、根拠のない事実主張などの欠陥を原理的に検知できなかった。
カラクリは、EC企業向けのBPOサービス『AgenticCS BPO』を2026年4月より提供開始する。生成AIチャットボット、電話応対AI、事務処理AIの3つのAIエージェントと、時給3,000円クラスの専門人材を組み合わせ、EC特有の問い合わせの約7割をAIが自動処理する。1席あたり月額20万円〜で、従来BPO(席単価40〜60万円)の半額以下となる。
LayerXは、新卒採用でも年次にとらわれない報酬評価を実施し、入社時から1,000万円を超えるオファーを可能にする方針を発表した。2025年10月に導入したAI等の利活用による高い生産性に報いる報酬制度を、新卒社員にも広げる。内定者向けには、AIツールの月額利用料を補助するAIツール活用サポート制度も設けている。
ELYZA Labが、Agentic LLMの強化学習(Agentic RL)に使った訓練基盤の実装と訓練ノウハウを解説した。verlをコアに、AgenticEnv、RolloutManager、Tool、Tool API Serverの4コンポーネントを追加し、verl本体の更新に追従しやすい最小限の変更に留めている。ステップ1-2をマルチステップ化の差し替え対象とし、ステップ3以降はそのまま流用する設計である。
ELYZA Labは、LLMのツール利用能力を高めるため、法令検索タスクでAgentic RLによる学習を行った。DAPOで学習した結果、Qwen3系ベースモデルから性能が向上し、Qwen3-32Bベースのモデルはin-domain評価でGPT-5.2と肩を並べた。タスクのデータセットは「ELYZA-MuLQ」として公開される。
ABEJAは、Alibaba社のQwen3-14Bに追加学習を行ったモデル「ABEJA-Qwen3-14B-Agentic-256k-v0.1」を公開した。コンテキスト長は元モデルの128kから256kに拡張され、思考とツール利用を繰り返すAgentic能力の強化を狙っている。ローカル社内ドキュメントの探索を想定して検索系ツールの強化にOpenSearchを採用しており、汎用モデルというよりエージェント利用向けのモデルである。
ELYZA Labが、主観的な判定が必要なスライド生成タスクで、ルーブリックベースの報酬関数を使ったGRPO学習を検証した。学習対象と報酬計算にVLMを用い、報酬用ノードにvLLMでQwen/Qwen3-VL-235B-A22B-Instructを立てて学習用ノードへの影響を抑えている。5段階評価では甘い採点になる課題があるため、評価観点ごとに点数を付ける方式を採用した。
チューリングが開発した自動運転VLAモデル「DriveHeron」を実車に統合し、10Hz(100ms周期)の制御ループに収めた。VLMの「Heron」を土台に将来の走行軌跡を出力する設計で、出力は回帰型のtrajectory headにより単発推論で得る。TensorRTとFP16の低精度推論により、2B(約20億パラメータ)のVLMでも前後処理を含めて100ms以内を達成した。
ELYZAのソリューション事業部の松浦大貴氏が、生成AIソリューション市場の環境と同社の今後の戦略を解説した。JEITAの予測では国内市場は2025年の494億円から2030年に2,211億円へ拡大するが、数十社が分け合うフラグメンタルな市場とみている。戦略は、基盤「ELYZA Platform」を核にしたプロダクト×ソリューションと、研究開発×ソリューションの二本立てである。
ELYZA Labが、ByteDance社公開のフレームワークverlでカスタム報酬関数を使いGRPO学習を行う手順を紹介した。日本語Wikipediaの1000〜1100文字のテキストを要約する実験では、文字数をpromptで指定せず報酬のみで学習させ、len=50・70・100ではscoreが0.8〜0.9程度まで向上した。len=10・30は学習前のモデルが近い出力をできず、学習が進まなかった。
Googleは、自然言語の指示からAndroid XRアプリを生成するワークフロー「Vibe Coding XR」を発表した。Geminiが指示を物理挙動を考慮したインタラクティブなアプリに変換し、その生成は60秒以内に完了するとしている。基盤はWeb技術ベースのXR Blocksフレームワークで、デスクトップのChromeでは実機前にシミュレーターで操作を検証できる。
ELYZAのLabチームが、3/9~13に宇都宮で開催されたNLP 2026へのスポンサー出展と参加の様子を報告した。ブースではELYZA-Diffusionシリーズの仕組みや生成品質、推論特性について多くの質問が寄せられた。ELYZA賞の対象となったB2-3など、5件の注目発表も紹介している。
Mistralは4Bパラメータのテキスト音声合成モデルVoxtral TTSを公開した。9言語に対応し、APIでは1k文字あたり$0.016で利用できる。人手評価ではElevenLabs Flash v2.5より自然さで上回り、ElevenLabs v3と同等の品質とされる。
TuringのVLAチームが、東京での走行データ100時間以上を対象に運転意図のキャプションを付与したデータセット「RACER」を構築した。意思決定に関わる要素と運転行動の因果関係を明示するChain-of-Causation形式の説明を、4段階のパイプラインで自動生成しており、ステップ1・2ではQwen3-VL-235B-A22B-Instruct、ステップ3ではQwen3-VL-235B-A22B-Thinkingを使用した。1,000件のサンプルデータはHuggingFaceで公開されている。
閉域・オフライン環境でLocal VLMを使い、運転免許証から氏名などを抽出する構成を検証した。小型モデルはプロンプトだけでは出力形式が崩れるため、JSON Schemaに基づくGrammar制約で形式を強制し、常にパース可能なJSONを得る方法を示している。Visual Prompt Injectionに対しても、Grammar制約は出力層での防御として機能すると主張している。
Microsoft AIは画像生成モデルMAI-Image-2を発表した。Arena.aiのリーダーボードでモデルファミリー3位にランクインし、MAI Playgroundですぐに試せる。Copilotとビング Image Creatorへの展開も始まっている。
SB Intuitionsは2月28日〜3月5日に神戸市で開催されたDEIM2026に初めてゴールドスポンサーとして協賛し、ブース展示と技術報告を行った。口頭・ポスター発表は3件実施され、適応的プロンプト最適化に基づく次発話推薦や、ブラックボックスな検索エンジンに対するクエリ拡張に特化したSLMの強化学習について発表した。
LayerXは、AIエージェント事業が成長を牽引し、2026年1月末時点で全社ARR(年間経常収益)100億円に到達した。バックオフィス向け「バクラク」事業と、2024年6月に提供を開始したエンタープライズ向けAIプラットフォーム「Ai Workforce」が柱となっている。同社はT2D3を上回り、Bessemer Venture Partnersが提唱するAI Shooting Starsに近い成長軌道にあるとしている。
Mistral AIは、企業が社内の独自データを基にフロンティア級のAIモデルを構築するシステム「Forge」を発表した。社内ドキュメントやコードベース、構造化データを用いて事前学習、事後学習、強化学習を行え、dense型とMoEの両アーキテクチャに対応する。Mistral Vibeのようなエージェントが、ファインチューニングやハイパーパラメータの探索、評価用の合成データ生成を自律的に行い、ベンチマークの性能低下も監視する。
Mistral AIはMistral Small 4を発表した。Magistralの推論、Pixtralのマルチモーダル、Devstralのエージェント型コーディングを1つのモデルに統合し、Apache 2.0ライセンスで公開している。119B総パラメータのMoEで256kコンテキストウィンドウに対応し、Mistral Small 3と比べてレイテンシ重視設定でエンドツーエンドの完了時間を40%削減、スループット重視設定で毎秒リクエスト数を3倍にした。
選定理由:推論、マルチモーダル、エージェント型コーディングを1モデルに統合した構成と、出力長を抑えた比較が示されており、モデル選定の軸を整理しやすい。
Mistral AIは、NVIDIA Nemotron Coalitionの創設メンバーとして参加し、NVIDIAと共同でオープンソースのフロンティアモデルを開発する。コアリションの最初の取り組みは、NVIDIA DGX Cloudで学習するベースモデルで、今後のNVIDIA Nemotron 4ファミリーの基盤となりオープンソースで公開される予定である。Mistralは同日、Mistral Small 4も公開した。
Mistral AIはLean 4向けのオープンソースのコードエージェントLeanstral(120B-A6B、アクティブパラメータ6B)をApache 2.0ライセンスで公開した。Mistral Vibeのエージェントモードと無料のAPIエンドポイントでも利用できる。FLTEvalではpass@2で26.3となり、コスト36ドルでSonnetの23.7(549ドル)を上回ったとしている。
企業がChief AI Officer(CAIO)を設置・運用するための標準的な実務指針で、AIの価値創出と責任ある活用の両立を支援する。CAIO本人と任命者向けの「Chief AI Officerガイドブック」と、実務担当者や法務・情報システム・人事などの関係者向けの「Chief AI Officer設置・AIガバナンス実務マニュアル」の二文書で構成される。組織設計、運用プロセス、KPI、監査・報告などガバナンスと組織に主眼を置き、個別アルゴリズムやモデルアーキテクチャの技術仕様は扱わない。
Ethan Mollickは、2025年後半からAIエージェントにより「AIを管理する時代」に入ったと論じている。ベンチマークの指数的な向上、StrongDMのSoftware Factory、2月の1週間の出来事を挙げ、再帰的自己改善がロードマップにあると述べる。
Microsoftは、Copilot内の独立した安全な空間として健康管理機能「Copilot Health」を発表した。健康記録、ウェアラブルデータ、健康履歴を一つにまとめ、パーソナライズされた健康インサイトを提供する。段階的に展開し、現在はウェイティングリストへの登録を受け付けている。50を超えるウェアラブル機器(Apple Health、Oura、Fitbitなど)や、米国の5万以上の病院・医療機関からの記録と連携する。健康データは一般のCopilotから隔離され、モデルの学習には使用されない。
AISI Japanが、2026年2月の国内外のAI政策動向をAIセーフティ関連を中心にまとめた月次情報である。米国ではNISTのCenter for AI Standards and Innovation(CAISI)がAI Agent Standards Initiativeの開始を発表し、英国ではAI Alignment Projectへの総支援額が2,700万ポンドに達して計60件のプロジェクトに資金が提供される。韓国政府は「大韓民国AI行動計画」を確定した。
Mistral AIは、Rails のソースファイルを読み取り、RSpec テストを生成・改善して、スタイルルールとカバレッジ目標で検証するエージェントを構築したと発表した。CI/CD パイプライン内で人手を介さず動作し、複数のインスタンスが異なるファイルを並列に処理する。